ドラムを作っているメーカーは色々ありますが、その中でも130年以上打楽器を専門に作り続けてきたのがドイツのSONOR(ソナー)です。

SONOR(ソナー)は、ダイナミックスレンジの広さは他社の追随を許さず、初心者からプロの演奏家まで多くの人々を常に支えてきたメーカーと言えるでしょう。その実績は実に高い評価を受けています。

D-516PAは1975年にそんなSONOR(ソナー)のフォニックシリーズの一つであり、世界でも愛用者の多くスネアドラムの最高峰と言えるドラムなのではないでしょうか。
製造は1990年を持って終了したものの、日本市場に限定してスネアドラムのみ製造が行われています。

SONOR(ソナー)のD-516PAのシェルには、ビーチ（ブナ）材が使われています。
パリサンドル・ローズウッドを使用した化粧版がシェル内側と外側に配置されたローズウッド・スネアドラムで、パンチのあるはっきり明るい音色ながらしっかりと芯のある落ち着いた雰囲気も感じられます。

さらに、D-516PAはロックやポップスと言ったパワーが必要な音楽からジャズやクラシックなどといった繊細さが要求されるような音楽まで幅広く対応可能であるという点も特徴のひとつですね。

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