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Epiphone(エピフォン)の Zephyr Deluxe Regent 1951について【エレキギター】

Epiphone(エピフォン)はエレキギターに様々な革新をもたらせたブランドです。
1957年にギブソンに買収されましたが、買収前に誕生したEpiphoneオリジナルモデルのギターに関しては、今でも製造が続けられています。

Epiphoneのギターの中でも、特にニューヨーク期のものはギタリストやコレクターからの人気が高く、Zephyr Deluxe Regent 1951もその一つですね。
EpiphoneのDeluxeはマスタービルドシリーズという、1931年に作られたアコースティックアーチトップのモデルから始まり、ノンカッタウェイのZephyr Deluxe が1941年に誕生したのち、エレクトリックモデルのカッタウェイが1948年から作られるようになりました。
Zephyr Deluxe Regent 1951は1951年に作られたフルアコースティックギターで、トップにラミネイトスプルース、サイド&バックにラミネイトメイプル、指板とブリッジにエボニーが使われています。
ブロックインレイにアヴァロンのVインサートが施された装飾や、アーチなども実に魅力的なモデルですね。
ボディは17インチを越え、また内部は完全な空洞ですので、生鳴りのボリュームも十分にございます。
ピックアップには出力はそれほど強くないものの、高域特性を重視してEpiphoneオリジナルのニューヨークピックアップを採用しています。
明るくしなやかでレトロな雰囲気の美しい音色ですので、スイングジャズなどにもぴったりです。
生鳴りも、またピックアップを通しても、申し分のない音色をお楽しみいただけるでしょう。

Epiphoneの Zephyr Deluxe Regent 1951は希少なモデルですので、お見かけになった際はぜひお手に取ってみてください。

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