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YAMAHA(ヤマハ)のFG-180について【アコースティックギター】

FG-180は1966年にYAMAHA(ヤマハ)が初めて発売した国産のアコースティックギターです。
ドレッドノートシェイプのFG-180のサウンドホールから垣間見えるラベルは発売当初はライトグリーンでしたが、のちに赤のラベルとなったことで「赤ラベル」と呼ばれるようになります。
FG-180の生産は1972年で終了となったものの、その後復刻モデルが発売されていますね。


パワフルでドライな鳴りに、中域の心地よい歯切れと低域の図太さが特徴のFG-180は、今でも多くの人々を魅了し続けています。
FG-180はトップにスプルース、サイド&バックとネックにマホガニー、指板&ブリッジにはローズウッドが使われていました。
50周年記念モデルとしてYAMAHA(ヤマハ)が発売したFG180-50THも同じ木材が使われていますが、FG-180では合板が使われていたのに対し、FG-180-50THでは単板となっている点は異なります。
またFG-180-50THでも赤ラベルや当時のロゴ、オリジナルピックガードなどはそのまま再現されていますが、単なる復刻モデルというわけではありません。
木材改質技術であるA.R.E.処理や、スキャロップドブレイシングを取り入れるなど、FG-180をさらに進化させた、FG-180であってFG-180ではない新しいモデルと言えるのではないでしょうか。

 

YAMAHA(ヤマハ)のFG-180を実際に目にする機会はなかなかないかもしれませんが、もし手に取る機会に恵まれることがあれば、存分にその魅力を味わってみていただきたいですね。

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