AZUMI(アズミ)のAZ-Z1 Seriesについて【フルート】
AZUMI(アズミ)はフルートメーカーとして知られるアルタスが手掛けるブランドで、製作は台湾のKHS社が行っています。
アルタスの音程スケールとZタイプ頭部管が使われるAZUMI(アズミ)のフルートは本格的でありながら吹きやすくリーズナブルなため、フルート初心者の初めての1本として選ばれることも少なくありません。
AZ-Z1 SeriesもAZUMI(アズミ)のフルートのうちの一つで、もちろんアルタスの音程スケールとZタイプ頭部管が用いられています。
アルタスの音程スケールはフルート奏者であるウィリアム・ベネット氏とアルタスが共に開発したもので、正しい奏法で演奏すると正しい音程が得られるよう設計されています。
唄口を広めの四角にカットしてあるZタイプ頭部管はアルタスによって作られ、吹き込む息が少なめでも反応しやすく、初心者でも無理なく鳴らせる一方で上級者も吹き応えが感じられます。
AZ-Z1 Seriesは銀製(Ag925)のリッププレートに、頭部管と管体、ポイントアーム式のキィが白銅製、バネはステンレス製、銀メッキ仕上げという仕様です。
ポイントアームは見た目の美しさに加え、キーの反応をと強度も高めてくれていますね。
AZ-Z1 SeriesにはAZ-Z1E、AZ-Z1RE Offset、AZ-Z1RBE Offsetなどのラインナップがあり、AZ-Z1EはC管のカバードキィ、AZ-Z1RE OffsetはC管でオフセットのリングキィ、AZ-Z1RBE OffsetはH足部管付きでオフセットのリングキィという違いがあります。
Eメカニズムは共通して付いているため、第3オクターブのE音もしっかり出せそうですね。
またリッププレートに加え頭部管も銀製のAZ-Z2、リッププレートに頭部管、管体も銀製のAZ-Z3といったモデルも用意されています。
フルートに興味のある皆様、AZUMI(アズミ)のAZ-Z1 Seriesでフルートを始めてみてはいかがでしょうか。