MusicMan(ミュージックマン）が1976年に発売したStingRayは、ベースの一つの基準となっているモデルだと言っても過言ではありません。
具体的にMusicMan(ミュージックマン）のStingRayはどんなベースなのかというと、まずアクティブサーキットが備わっている点が大きな特徴ですね。

パッシブベースではアンプでイコライジングを調整するのに対し、アクティブイコライザーとプリアンプを搭載しているStingRayでは手元でイコライジングが出来ます。
演奏しながらイコライジングの調整が可能になる、それはつまり演奏しながら音色を思い通りにすることが出来るようになる、ということです。
今ではアクティブサーキットを用いたベースは少なくありませんが、発売当時は実に革新的でした。
また1ハムバッカーピックアップである点もStingRayの特徴です。
アクティブイコライザーを備えたことで複数のピックアップを搭載せずとも幅広いサウンドメイクが可能になり、高い操作性も得られています。
StingRayはその歴史の中で時代のニーズに合わせたマイナーチェンジも行われていますが、それに加えて復刻モデルのClassic StingRayや5弦モデルのStingRay5なども発売されています。

世界的にも名の知られたベーシストをはじめ、多くのベーシストから愛されているMusicMan(ミュージックマン）のStingRay。
お試しになったことがないという方は、ぜひその魅力をご体感ください。