ZOOM(ズーム)のR4 MultiTrakについて【マルチトラックレコーダー】
ZOOM(ズーム)はハンディレコーダーでよく知られるメーカーですが、今回はそのZOOM(ズーム)のマルチトラックレコーダーであるR4 MultiTrakをご紹介しましょう。
簡単に持ち運びのできるマルチトラックレコーダーは他にもたくさんありますが、その中で32bitフロート・オーディオ・テクノロジーを初めて搭載したモデルがR4 MultiTrakなのです。
それぞれの入力を個別にオン/オフできる48Vファンタム電源を搭載し、またデュアルAD回路を備えていることでゲインの調整をせずに32bitフロート/48kHzの録音もできるようになっています。
オーディオトラックは4つあり、各々独立してミックスバランスをコントロールできます。
1~4トラックを短い時間でまとめられるQuick Bounceと、フェーダーを使って音量をコントロール可能なReal Time Bounceの2タイプのバウンスはボタン1つで作れるようになっていますし、トラックの追加やプレイバックも可能です。
パソコンやスマートフォンなどとの接続も可能ですので、USBオーディオインターフェース(2イン/2アウト)としても活躍してくれるでしょう。
74mm×36mm×138mm、重さは287gとコンパクトですが、XLR/フォーンのコンボ端子が2つあり、同時に2トラックの録音が可能です。単3電池×4で最大7時間ほど動かせる他、ACアダプターも別売りで用意されていますし、USBモバイルバッテリーでも駆動します。
ZOOM(ズーム)のR4 MultiTrakは単なるハンディレコーダーではなく、その多彩な機能で曲作りをより一層自由なものにしてくれるレコーダーです。
1台持っておいて損はありませんね。