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King(キング)の1135Wについて【チューバ】

King(キング)はトランペットやトロンボーンで知られる楽器メーカーです。
特にジャズで好まれており、King(キング)のテナートロンボーンは多くのジャズ奏者が愛用しています。


King(キング)はヘンダーソンN.ホワイトによって設立されましたが、始まりは楽器修理店でした。
トロンボーン奏者であるトーマス・キング氏と出会ったことでトロンボーンの設計を手掛けるようになり、それまでになかった革命的なスライドアクションを持つトロンボーンを生み出します。
これを「キングトロンボーン」と名付けたことがKing(キング)の幕開けとなりました。
トロンボーンから始まったKing(キング)は、トランペットやホルン、ユーフォニアムなど様々な楽器を作るようになっていきます。
またスターリングシルバー製の楽器や低音金管楽器を製作するなど、楽器作りの世界を大きく飛躍させたと言っても過言ではありません。

そんなKing(キング)ではチューバも取り扱っており、1135Wもその一つです。
1135Wはスチューデントモデルという位置付けのBB♭チューバです。
3/4サイズであること、またリードパイプを適切な位置に配したことで、部活などでチューバを始めた学生さんでも演奏しやすくなっています。
ピストンにはニッケルコーティングが施されており、このおかげでバルブアクションもなめらかで素早く行えるようになっていますし、耐久面でも高い効果が得られていますね。
その他仕様としましては、14-7/8"アップライトベルにボアは16.76mm、3フロントバルブ、ラッカー仕上げとなっています。
他にもフルサイズの1140Wや、コンサートチューバの2341Wといったラインナップもございます。

 

これからチューバに挑戦しようという皆様、King(キング)の1135Wも候補の一つとしてお考えになってみてはいかがでしょうか。

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