世界的にも高い知名度を誇るギターメーカーのMARTIN（マーチン）のギターを愛用するギタリストは、プロアマ問わず少なくありません。
奥行きのある細やかな響きと音のバランスよさが魅力のMARTIN（マーチン）のギターですが、大半のモデルにフラットトップやXブレイシングが用いられています。
どのギターもジャンルを問わず活躍してくれますし、ギタリストの個性を存分に出した表現を可能にしてくれるギターが揃っています。

そんなMARTIN（マーチン）のアコースティックギターの中から、今回はドレッドノートのD-35をご紹介しましょう。
ドレッドノートらしく、D-35もパワフルな低音とたっぷりとした音量の生音を持っています。
3ピースバックでシトカスプルースをトップに、ローズウッドをサイド&バックに採用しています。
2ピースバックと比較すると3ピースバックのD-35は音に角がなく、特に軽快なアルペジオやストロークに向いていますので、歌の伴奏やフォークソングに合うのではないでしょうか。
低音と高音の主張が強いD-28と比べるとD-35は低音は抑え気味、また高音は鮮明で優美に響きます。
MARTIN（マーチン）のドレッドノートと言うとD-28の方が知られているかもしれませんが、D-35を愛用するプロも実は多いのです。

お試しになったことのない方にも、D-35の魅力をぜひ味わってみていただきたいですね。